イチゴ歯磨きで歯が白くなる?ホワイトニング効果なし!危険です


歯を簡単に白くする裏技がネットで多く出回っています。

その中の1つが、イチゴで歯磨きをすると、歯が白くなるという裏技です。

果たしてイチゴ歯磨きをすると本当に歯が白くなるのでしょうか?

【目次】

イチゴ歯磨きでは歯が白くなりません

イチゴで歯磨きをするとなぜ歯が白くなるのか?

ネットで氾濫している情報をみますと、こう書かれています。

「イチゴには天然のキシリトールが含まれており、虫歯予防になる。また、イチゴのリンゴ酸の作用で汚れが浮き上がり、歯が白くなる」

イチゴ歯磨き程度では、着色汚れが若干とれたように感じるかもしれませんが、
期待しているほど歯は白くなりません。

ましてや、ホワイトニングと比べるほど、歯が白くなる効果は絶対にありません。

ネットの情報は、素人の誰かが最初に「イチゴで歯が白くなるらしい」と書いてアップし、
そのページを見た人たちが、適当に噂を書いて広げているだけなのです。

しかも、書き手が実際にイチゴ歯磨きを行っているかははなはだ疑問です。

おそらく、単にネタとして面白いからコラムとして書いているだけでしょう。

イチゴ歯磨きをやりすぎると、歯を痛めます

イチゴに含まれるリンゴ酸が着色汚れをとるからといって、イチゴ歯磨きをやり過ぎないでください。

なぜなら、酸がエナメル質を溶かしてしまうリスクがあるからです。

これは、健康によいといわれているお酢を飲んだり、お酢ダイエットをしている人たちにも共通します。

虫歯でもないのに、歯の表面のエナメル質が溶けてしまうのです。
これを酸蝕症といいます。

このように、ネット上の噂や裏技にはお気をつけください。

歯を白くしたいけれど、ホワイトニングまではちょっと・・という方へ

 

歯を白くしたいけれど、ホワイトニングはちょっと面倒だし・・と思われている方は、普段の歯磨き粉をホワイトニング用の歯磨き粉に変えられるのはいかがでしょうか?

 →ホワイトニング用歯磨き粉スーパースマイル