セラミックやインプラントなどの自費治療は、通常の保険治療と違い、健康保険が使えません。
そのため、セラミックなどの自費治療の価格は保険治療の場合より高額になり、値段も歯科医院によって異なります。
最近では、自費治療が高額になるため、セラミック治療などに保証期間を設けて保証書を発行している歯科医院があります。今回は自費治療の保証期間や保証書についてご紹介します。
歯科治療の人工歯はどれくらいもつのか
歯科治療には、銀歯やセラミックなどの人工物が使われるので、永久的に使える(もつ)ものではありません。
車と同じで、メンテナンスが必要です。口の中では常に濡れていて、熱い食べ物や冷たい飲み物などを飲んだり、硬い食べ物をかんで大きな力がかかったりと常に過酷な環境に置かれているので、車よりももっとシビアな世界になります。
このため、一般的に歯科治療のかぶせ物や詰め物は数年〜10年程度するとやりかえが必要になるケースが多いといわれています。
北海道大学の森田教授が発表した研究によると、保険治療のクラウンやインレーといった銀歯は数年で脱落したり、壊れたりするケースがほとんどという結果がでています。
セラミック歯の保証期間について
セラミック歯などの人工歯をいれた場合、高額になりますので、作ったとたんに壊れたりすることは避けたいものです。
一般的に数年〜10年以上は持つように考えて治療にあたりますが、万一のトラブルが起こって、作成直後や1年足らずで壊れてしまうと困ってしまいます。それを防ぐのが、一部の歯科医院で行なわれている自費治療の保証制度です。
審美歯科などの自費治療を行なう歯科医院では、セラミック治療などに一定の保証期間を設けていることが多く、保証期間内に万が一壊れたりはずれたりした場合は、無料(または一部有料)で修理・作成してもらえるというものです。
保証期間は歯科医院によって異なり、2年〜5年程度を保証期間としているケースが多いです。
自費治療の保証書はきちんと保管を
審美歯科などを取り扱う歯科医院では、保証制度を明確にするために患者さんに保証書を発行している場合もあります。
保証書には、どのようなケースで保証されるのか、保証されないケースなどが注意事項として書かれてあります。一部の歯科医院では、自費治療後の定期検診やメンテナンスのクリーニングを義務づけている所もあります。
自費治療を受けた後は、保証書をなくさないようにきちんと保管しておきましょう。
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