ホワイトスポットとは、前歯に白い斑点のようなシミがあるものをいいます。
正式にはエナメル質形成不全症、エナメル質石灰化不全症といい、様々な原因でエナメル質のカルシウムバランスが乱れ、エナメル質の石灰化がうまくいかない部分があるために起きる現象です。
今回は、ホワイトスポットの原因や治療法、治療費などについてご説明します。
ホワイトスポットの原因
ホワイトスポットの原因としては、幼少期の虫歯、高濃度のフッ素を頻繁に使用した経験、永久歯ができる際(幼少期)に栄養バランスや全身の状態が悪かった、抗生物質の服用、初期虫歯などが挙げられます。
部分的にエナメル質の形成が不全なので、他の部分と比べてシミのように白く目立ってしまうのが特徴です。
普段は気がつかなくても、ホワイトニングなどを行なって全体的に白くなると、逆にホワイトスポットが判明する、ということも稀にあります。しかし、ホワイトニングでホワイトスポットのシミが目立つのは直後のみで、1日〜2日くらいすると落ち着き目立たなくなってきます。
ホワイトスポットの治療法
ホワイトスポットは審美的に見た目が悪い以外には、特に問題にはなりません。
1)ホワイトスポットケア用の歯磨き粉を使う
軽い初期虫歯や薄いホワイトスポットの場合は、ホワイトスポットに適した歯磨き粉を毎日使用することで、ホワイトスポット自体が薄くなっていく場合があります。
シミが気になっている方は、まずこちらの歯磨き粉を使用してみるとよいでしょう。
2)オフィスホワイトニングやクリーニング(ポリッシング)を行なう
オフィスホワイトニングやティースクリーニングを行なうと、薄いホワイトスポットの場合は消えたり目立たなくなったりする場合があります。オフィスホワイトニングを行なう場合は、歯科医師や歯科衛生士によく相談してください。
また、非常に行っている歯科医院が少ないのですが、エナメルマイクロアブレージョンという特殊な方法もあります。
治療費(自費診療):オフィスホワイトニングの相場 1回1万〜3万程度
クリーニングの相場 1回数千円〜1万程度
3)歯のマニキュア
歯の表面に樹脂状のマニキュアを貼って固める方法です。
歯を削らなくてすみますが、マニキュアの部分が増えるので若干分厚くなります。
また、1ヶ月くらいするとマニキュアがはがれてくるので、定期的に再度マニキュアをする必要があります。
治療費(自費診療):歯のマニキュアの相場 1歯数千円
4)ラミネートベニヤ
歯の表面を一層削り、薄いシェル状のセラミックを貼付ける方法です。
半永久的に使用でき、とても美しくし上がります。欠点は、硬いものなどを噛むと一部欠けることがあります。
治療費(自費診療):1本7万
5)セラミッククラウン
歯の周りを削り、セラミッククラウンをかぶせる治療法です。
最も美しくし上がり、歯の色も白いものにすることが可能です。
ただし、歯を大きく削らないといけないので、すでに神経をとっている方や他に虫歯がある方でないとおすすめしません。
治療費(自費診療):1本8万〜15万
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